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◆「ハーブ」って何?

そもそも「ハーブ」とはどのようなものでしょうか?


「ハーブ(Herb)」という言葉は、ラテン語の「HERBA(草または葉)」に由来します。
辞書には「薬草や香辛料となる草の総称」と書かれています。

では、ある特定の植物がハーブであり、それ以外の植物はハーブではないということでしょうか?


アマゾン川の奥地にすむ部族のシャーマン(呪術師または祈祷師)は2000種類以上のハーブを用いて治療を行なうといいます。

私たちの周りには2000種類のハーブがありますか?
あるいはただ知らないだけなのでしょうか?
それとも時代と共に忘れ去ってしまったのでしょうか…?


ある国や地域で、ハーブの「数」が多いか少ないかということは、その地域で自生する植物の種類や量にも左右されます。
しかし、それ以上に、植物の中から「特に有用である」と認め、意識的に活用する文化や伝統があったかどうかが大きく影響しています。

もし私たちが、ある植物の中に「素晴らしい力」を見出したとき、それは私たちにとって「有用な植物」であり、私たちにとって「ハーブ」となるのです。

確かに、ハーブというと「タイム」や「ローズマリー」など西洋の薬草療法と考えがちです。
しかし、実は東洋の漢方もハーブの仲間です。日本の食卓で日常的に使われる紫蘇や生姜、葱などの薬味類もハーブです。

いえいえ、私たちの日常生活で欠かせない植物のほとんどはハーブと言ってもよいでしょう。

ハーブは特に「薬用植物」を指す傾向がありますが、実はキュウリも「用い方」によっては特定の効果を発揮するため、ハーブと考えても差し支えありません。 事実、少々詳しいハーブ辞典にはキュウリが載っています!


ある日のハーブ・カウンセリングで、慢性の便秘で困っているというご相談がありました。

その方は食事には気を付けていると言いましたが、好きな食べ物を尋ねると、「手作りクッキーとミルクティー」と即座にお答えになりました。数年前から一日に数杯も濃いミルクティーを愛飲していたようです。

ハーバリスト(ハーブセラピスト)は便秘の原因の一つがミルクティーである可能性があることを伝えました。
たかが紅茶と思われるかもしれませんが、ミルクと合わせた時に、予期しない作用を及ぼすこともあります。紅茶のタンニンとミルクのある成分が結合した化合物は、病院で処方される下痢止めの薬の成分と同じなのです。
ちなみに、「下痢をした時、渋めの緑茶に牛乳を混ぜて飲むと良い」という民間療法もあります。

嗜好品と思われる紅茶や緑茶も、立派なハーブなのです!


「ハーブ事典に載っているからハーブ」というわけではないのです。私たちが1つずつ植物について学び、その有用性を認めるたびに、身の回りのハーブは増えていきます。


身の回りの植物について学び、認め、そして感謝を捧げながら自然と共生するライフスタイル「ハーバルライフ」は、ストレスなど不自然な現象から生じる問題を解決するための智慧を授けてくれるでしょう。

ハーブは常に私たちと共生していて、もし私たちが望めば素晴らしい癒しの機会を与えてくれます。

毎日の生活に積極的にハーブを取り入れてみませんか?

◆ハーブティーの入れ方

◆美味しいハーブティーのいれるためのコツをお伝えします。

【お一人分(ティーポット1杯分)の分量の目安】

◆ティースプーン1~2さじ(約4~5g)
※ハーブの大きな・重さ・カットなどにより異なります。お好みに
合わせて、分量を調整してください。


【ハーブティーの入れ方】

(1)ハーブティーを入れる前には、ブレンドが均一になるよう
ティースプーンなどでよく混ぜます。

【ハーブ専門店ハルモニエ】ハーブティーのいれ方

ブレンドハーブティーには様々な大きな・重さ・カットのハーブがブレンドされています。大切に保管してあっても、
自然に軽いハーブが容器の上の方に、重いハーブは下の方に移動します。

(2)ティーポット、ティーカップ、ソーサーなどを熱湯でよく温めます。
ハーブティー用のティーポットではなく、日本茶用の急須でもOKですよ!

(3)ティーポットが十分に温まったら、ポットにハーブを入れ、すぐに熱湯を注ぎます。

(4)熱湯を注いだらすぐにティーポット、ティーコージーや布などでポットを包みます。
これは、ハーブの中に含まれている大切な香り成分を逃さないためです。また、ハーブをお湯で抽出する場合、
温度が高いほど有効な成分がお湯に解けやすく、ティーポットのお湯の温度を高温に保つためです。

(5)ティーポット内でハーブが自由に回るように、ポットを水平にゆっくりと2・3回、回します。

(6)ハーブの中の大切な成分が十分に抽出されるように、じっくり時間をかけて静置します。
※抽出時間はブレンドにより異なります。お好みで加減することもできます。

(7)ハーブティーを漉すときは、最後の一滴まで残さず注ぎます。
最後の一滴を「ベスト・ドリップ」といい、大自然からの恵みであるハーブの大切な成分がぎっしりと凝縮されています。

(8)ハーブティーの色、香り、味だけでなく、「皆様と大自然とがハーブティーを通してしっかりとつながり、
内なる自然がますます調和される」
というイメージをふくらませながら、お楽しみください。


※アイスで楽しみたい場合は、一度熱湯で抽出したあとに、氷などで冷してください。
通常のブレンドは水出しでは大切な成分が抽出されにくいためです。

【ハーブの禁忌】

◆妊娠中または妊娠予定のある方は、ハーブの使用をお控えください。


◆高血圧または肝臓疾患、腎不全の方は、リコリスがブレンドされているハーブの使用をお控えください。

◆ハーブチンキの作り方

◆ハーブチンキを作るコツをお伝えします。

ハーブチンキ剤とは、ハーブをウォッカやホワイトリカーなどの無臭蒸留のアルコール液に漬け、有効成分を抽出したものです。

ウォッカ(40度)やホワイトリカー(35度)などを利用します。


【ハーブチンキの作り方】


(1)ハーブチンキを作るための「漬け込みビン」をよく洗浄します。

【ハーブ専門店ハルモニエ】チンキの作り方

ここが最も肝心なところです。洗浄があまいと、よいチンキを作ることが難しくなります。気合を入れて洗浄しましょう。アルコール消毒がオススメです。
ジャムや佃煮などのビンも、しっかり洗浄することで、再利用できますよ。
慣れるまでは、あまり大きなビンではなく、いくつかの小さなビンで小分けして漬け込むことがポイントです。


(2)漬け込みビンに、ドライハーブを入れます。
あまり欲張らず、ビンの8分目あたりまでハーブを入れます。ハーブがアルコールを吸い込み、膨らむためです。


(3)ドライハーブが「ひたひた」になる程度まで、アルコールを注ぎ、ビンの蓋をしめます。
ドライハーブがアルコールの水面より上に出ないように注意が必要です。
ビンの蓋には、「いつ(作成日)」「何を(ハーブ)」「何で(ウォッカ、ホワイトリカーなど抽出に使用した液体)」漬け込んだか判るようにラベルを貼ります。
直射日光が当たらないところに保管しておきます。


(4)翌日もう一度、ハーブがアルコールの水面よりも上に出なていないことを確認します。
もし、ハーブがアルコール水面よりも出ていた場合、少しずつアルコールを加えます。
同じように、ハーブとアルコールの量を数日間確認します。


(5)約2~3ヶ月間、直射日光が当たらないところに保管します。
保管中にアルコールが揮発しないように、しっかりと蓋をします。


(6)ハーブの成分が十分抽出されたところで、コーヒーフィルターなどで漉します。
場合によっては、必要量だけスポイトなどで取り出してもOKです。

これで、ハーブチンキの出来上がりです!
一見、難しいようでも、慣れればとても簡単ですよ。

完成したハーブチンキの保存期間は約1年間です。


【ハーブチンキの使い方】
ハーブチンキは、漬け込んだハーブによって様々な使い方ができます。

・白湯やハーブティーに数滴入れる。
・キャリーオイルで希釈する。
・手作り石鹸に加える。
・ケアしたいところにつける。
・お風呂に数滴入れる。


【ハーブの禁忌】

◆妊娠中または妊娠予定のある方は、ハーブの使用をお控えください。


◆高血圧または肝臓疾患、腎不全の方は、リコリスがブレンドされているハーブの使用をお控えください。

◆ハーブの保存方法

◆いつまでもおいしくいただくために、ドライハーブの保存方法をお守り下さい。


・直射日光を避けてください(遮光)

・使用後はしっかり封をしてください。(密封)

・冷暗所に保管してください。(冷暗)


※冷蔵・冷凍庫で保管するのは避けてください。

◆光・熱・水が浸入しない戸棚などに保管していただくことをオススメします。



【ハーブの禁忌】

◆妊娠中または妊娠予定のある方は、ハーブの使用をお控えください。
◆高血圧または肝臓疾患、腎不全の方は、リコリスがブレンドされているハーブの使用をお控えください。

◆ハーバルライフ

「ハーバルライフ」

それは「ハーブのある豊かな暮らし」を意味します。

ハーブに関心を持って学んでゆくと、私たちの日常生活を成り立たせているものの多くが、植物、つまりハーブに由来していることがわかってきます。

本来、衣食住はハーブを基本として成り立っていました。

植物の繊維で生地を織り、植物由来の染料で染色しました。
穀物や野菜、果物を食べ、特に薬効を持つ植物で病気を癒しました。
そして、それらを利用したあとは自然へ戻したのです。


しかし、現在の私たちは合成繊維に合成染料で染色した衣服をまとい、化学肥料と農薬で育った野菜を食べ、ハーブの有効成分を手本として合成した新薬で病気を抑えます。
その中には、自然を犠牲にして作られ、そして自然に戻りにくいものもあります。


私たちはハーブによって生かされてきた「命あるいきもの」であるにもかかわらず、ハーブへの感謝を忘れ、ハーブそのものを文化から捨て去ろうとしていたのかもしれません。


心身の健康、社会問題、環境問題などが叫ばれている今、「本来の人間らしさ」「自分らしさ」を取り戻すための方法の1つとして「ハーバルライフ」が注目されています。


それは、ハーブそのものが癒しの要素を持っているからです。
ハーブを適切に用いることで、私たちの生活に自然のサイクルを取り戻され、どこにいても自然と共鳴できる心身が取り戻せます。


「自然の恩恵を受けて感謝する」


ごく当たり前のことのようですが、本当に心の底から感謝出来たならば、これ以上の喜びと幸せはないでしょう。

ところで、私たちの体は一定のリズムを持っています。

呼吸数や脈拍の周期に始まり、毛が生え始めて抜け落ちるまでの周期、1つの細胞が分裂して成長し崩壊するまでの周期、そして女性に特有の生理の周期など、おおよそ私たちの体はある秩序に基づいて代謝しています。

私たち生命は、この「秩序」によって維持されていると言っても過言ではありません。


それでは、私たちの命を支えているこの重大な秩序は、どのようにして決められたのでしょうか?


それは長い進化の過程で獲得してきたものなのです。
厳しい外部環境の変化に適応し、それらの秩序を取り込んで、よりよい状態に変化してきました。
つまり、私たちの祖先はよりよく生き延び、そしてより快適に生活するために、長い期間をかけて自然のリズムを巧みに取り入れてきたのです。

このように私たちの体は、私たちを取り巻く環境や自然、そして大宇宙のリズムと共鳴する関係にあるのです。

「生活の質(Quality of Life)の向上」という提案がなされてから久しくなります。

生活の質を向上することとは、単に便利さや快適さを追求するだけではなく、自分自身の生きがいを見出し、本当の豊かさを実感することです。

それは、決して外から与えられるものではありません。自分自身の内に見出すものです。

そもそも、Lifeを「生活」と訳すのではなく、「いのち」と訳した方がよいかもしれません。


では、生きがい(Life)は何でしょう?
そして本当の豊かさが実感できるものは何でしょう?


「生きがい」とは、人それぞれが持って生まれた個性を開花させること、そして、それを通して周囲と関わることといえます。
「本当の豊かさ」とは、「自然と調和した生き方をすること」であり、「自然から永続的に恩恵を頂くこと」といえます。

ハーブを「調和」のシンボルとして掲げる「ハーバルライフ」は、私たち一人ひとりが望む本当の豊かさに至るための、とても自然な、そして最良の手段です。

他ならぬハーブに少しでも関心を持たれた、その心を是非とも大切にしていただきたいと思います。

その心には「調和」を求める意志が強く働いています。

そして、ハーブと共に生活を送ることで、ハーブからそして大自然からのメッセージを受け取ることができるでしょう。


◆ハーブを通じて大宇宙、大自然の営みに感謝し、永久にその恵みを享けられますように・・・・・・

◆ハーブの禁忌

【ハーブの禁忌】
ハーブをより安全に用いるために、以下についてご留意ください。


◆妊娠中または妊娠予定のある方は、ハーブの使用をお控えください。

◆高血圧または肝臓疾患、腎不全の方は、リコリスがブレンドされているハーブの使用をお控えください。

◆植物療法フィトセラピー

◆ハーブ療法&植物療法


ハーブを活用する癒しのことを「ハーブセラピー(薬草療法)」といいます。

また、植物を活用するセラピーを「フィトセラピー(植物療法)」といいます。


西洋では俗に「魔女」といわれていた人々が、自然の、植物の癒しの力を用いて病み手をサポートしていました。

一見、怪しげに考えられている魔女は、実は自然の力をうまく取り入れる智慧をもった人といえます。


西洋だけではなく、世界各地には、植物を総合的に用いる癒しの体系がありました。


近代に入り、薬草の中にある様々な有効成分の内、強く効き目のある成分のみを取り出す技術が開発されました。また、薬用成分を人工的に合成する技術も大きく進み、現在、私たちががお世話になっている合成医薬品(新薬)が誕生しました。


医薬品のもつ、ある疾病に対する的確な効果は目を見張るものがあります。

その反面、あまりに鋭すぎるその効果が、副作用や薬害という問題も引き起こしているようにも思われます。

鋭い医薬品と異なり、生きものである植物は多種多様な有効成分を含んでいます。

そのため、使い方によっては、それぞれの成分が非常にバランスよく働きます。

そして、特定の疾病や患部だけではなく、一つのシステムである人、全体に働きます

これは、中国医学やアユルヴァーダ、ユナニなどの伝統医学がもっている思想と一致しています。

自然は、多様な個性が集まり、それらがお互いに関わり合い、集まり(システム)を創り上げています。

癒し(Heal)は 全体(Whole)に繋がることといえます。


 
このように自然の豊かな贈り物を癒しという形で活用することが、植物療法(フィトセラピー)といえます。
その意味では、アロマセラピー(芳香療法)やフラワーレメディーも植物療法に含まれるでしょう。

◆プライマリー・ヘルス・ケア


日本の医療水準は世界でもトップレベルに達し、世界一の長寿社会を生み出しました。

しかし、その一方で、生活習慣病などの慢性疾患が増加し、医療財源に大きな影響を与えています。

また年々少子化が進行して労働力人口が頭打ちとなり、保険制度を支える社会基盤が大きく揺らいでいます。

これらの対策の1つとして、私たち一人一人が自己責任の意識で健康管理に高い関心を持ち、医者やセラピストなどと適切な共同・協力関係を築きながら、健康の維持・増進、病気の予防・治療にあたることを「セルフ・メディケーションSelf Medication」といいます。


この考え方は先進国、発展途上国を問わず、世界の医療の大きな潮流となっています。


セルフ・メディケーションにおいて、ハーブはどのように活用できるのでしょうか。


その活用範囲と限界を見極めることは難しいことです。

それはハーブを用いる方の知識と経験、そして信念に依存するからです。

いつもの食事の多くは、穀物や野菜など植物で成り立っています。

穀物や野菜など食材の力を上手に引き出すことができれば、これも一種の植物療法といえます。

もちろん、いつもの食事にハーブを意識的に用いることもできます。

また、ハーブの中の大切な成分だけではなく、ハーブティーそのものをゆっくりと楽しむこと、ハーブ・チンキを時間をかけて作ることなどで、リラクゼーション効果を得ることもできます。

工夫一つで、ハーブの活用は相乗効果が期待できます。

このような日常生活の中で、より調和的な健康を目指すことを、「プライマリー・ヘルス・ケア(PHC)」といいます。


ここでは、あくまで「治療(Cure)」よりも「予防(Care)」に重点を置いています。

ハーブと一言でいっても、ハーブを利用する方の状況・環境によって、様々なバリエーションがあります。

生活を彩るオシャレなハーブから、心身の状況に合わせたメディカル・ハーブまで、様々なアレンジが可能です。


どのようなアレンジであっても、ハーブは根源的な癒しの力を持っています。


その力を引き出すのがハーバリスト(ハーブセラピスト)の仕事です。


日々ハーブを用いて様々な応用をしていくと、プライマリー・ヘルス・ケアの力が付いていきます。

ハーバリストやフィトセラピストは、自然界からの恵みである植物そのものについて精通し、それを取り入れる方(クライアント)について深い洞察でもって状況を把握します。


ハーバリストの使命とは、自然と人とをマッチングさせる「仲取り持ちの役」といえます。


まずは、自然に関心をもち、ハーブを日常的に用いることで、ハーバリストの道がはじまります。

◆自然療法&代替医療

「自然療法」とは何でしょうか?


人が本来的に持っている「自然治癒力」を高める様々なセラピーを総称して、「自然療法(Naturopathy)」といいます。

自然と人との関わり方をよりよい方向へと導いてくれる様々なアプローチも「自然療法」に含めることができます。


少し詳しく定義するなら、自然界に存在する純粋な刺激である暖かさや冷たさ、日光、空気、水、土、運動と休息、栄養、薬用植物、さらに安らぎを与える心理療法などを相乗的に用いながら、人が潜在的に持っている自己治癒力と自己調整機能に働きかけ、生体を活性化する各種療法のことをいいます。


要約すると、人が自然に持っている内なる力を高めたり、強めたり、広げたり、深めたりするセラピーのことです。


自然療法の考えでは、心身の健康は「ある一定の幅の中での安定した状態である」とします。


そこへ外的ストレスが加わり、ひずみやゆがみが生じたとしても、再びもとの安定した状態へ戻ろうとする力(自然治癒力または恒常性)が働きます。
この恒常性(ホメオスタシス)が保たれる限界を超えた状態を病気と考えます。
バランスを取り戻すには、自然治癒力が最大に発揮できる環境づくりに力を注ぐ必要があります。


自然療法を大別するなら、以下の4つに分けることができます。

1)考え方や認知に訴えかける「メンタル・ワーク」:論理療法、規律療法、認知療法、問題解決思考など
2)感情や心象に働きかける「マインド・ワーク」:心理療法、カウンセリング、イメージワーク、ファミリーコンストレーションなど
3)身体の動きや五感にアプローチする「ボディ・ワーク」:トリートメント、気功、センタリング、茶道など
4)ある物質を身体に取り入れる「フィジカル・ワーク」:食事(栄養)療法、ハーブ薬草療法、アロマセラピー、ホメオパシーなど


もちろん、ある特定のセラピーが有用であるということはなく、各種セラピーは相互的かつ総合的に活用されることで、人の内なる自然が調和されることとなります。

東洋医学やインドのアーユルベーダ、アラビアのユナニなどの伝統医学は、これらの自然療法や代替療法を総合的に活用する智慧の体系といえます。

◆ハーブセミナー

◆ハルモニエ「ハーブセミナー」のご案内

近頃はハーブの本が沢山出回っていますので、本を読みながら独学でハーブを学ぶことができるようになりました。しかし、ハーブの効果を十分に引き出すには、各種のテクニックが必要です。そういった意味では、ハーブは非常に幅が広く、また奥の深い分野です。

当ハーブセミナーでは、従来のオシャレなハーブからアカデミックな分野まで、ハーブを自在に使いこなすための知識と技術が用意されています。ハーブに興味や関心のある方なら、どなたでも楽しみながら身に付きます。はじめてハーブを学ぶ方はもちろん、今までハーブを独学してもなかなか身につかなかった方も、是非とも、当ハーブセミナーをご受講ください。

◆ハーブセミナーはNRCセラピースクール「シーズ」により開催しております。

◆メディカル・ハーブ辞典

メディカル・ハーブ辞典

伝統的なハーブ植物療法で用いられるハーブのご紹介です。

アニスシード /学名 Pimpinella anisum /科名 セリ科 /別名 コモンアニス ウイキン /使用可部 種子
古代エジプトでも使用された伝統あるハーブの一つ。 現在でもパン、菓子、アルコール飲料に使われる。
駆風作用、駆虫作用、去痰作用、鎮痙作用、芳香作用、食欲増進作用
伝統的なハーブ植物療法では、腹痛、鼓腸、気管支炎、咳などのサポートに活用される。

アンゼリカ /学名 Angelica archangelica /科名 セリ科 /別名 アンジェリカ ヨーロッパ当帰 ヨロイグサ ビャクシ /使用可部 根部
北欧の湿原などに自生。 初夏に黄緑の小花を咲かせる。 「女性のための朝鮮人参」という異名がある。
内分泌系の調整作用、強壮作用、鎮痙作用、利尿作用、発汗作用、去痰作用
伝統的なハーブ植物療法では、更年期、月経前症候群、冷え、のぼせ、貧血などのサポートに活用される。

エキナセア /学名 Echinacea angustifolia /科名 キク科 /別名 パープルコーンフラワー /使用可部 葉部・根部
ネイティブアメリカンが古くから感染症治療に使用。 夏に紅紫の花を咲かせる。
インターフェロン産出の活発化、免疫力強化、体質改善、抗ウイルス作用
伝統的なハーブ植物療法では、ニキビ、インフルエンザ、膀胱炎、ウィルスなどの感染症などのサポートに活用される。

エルダーフラワー /学名 Sambucus nigra /科名 スイカズラ科 /別名 西洋ニワトコ 接骨木 /使用可部 花部
「田舎の薬棚」と欧州で親しまれ、初夏に白小花を無数に咲かせる。 「インフルエンザの特効薬」と呼ばれる。
抗アレルギー作用、発汗作用、保温作用、緩和作用、抗カタル作用
伝統的なハーブ植物療法では、風邪、インフルエンザ初期症状、冷え症、花粉症、副鼻腔炎などのサポートに活用される。

オレガノ /学名 Origanum vulgare /科名 スイカズラ科 /別名 ワイルドマジョラム ハナハッカ /使用可部 地上部
地中海沿岸地方原産。 夏にピンクや紫・白の小花を咲かせる。 パスタなどのルーの隠し味にも。
殺菌作用、刺激作用、発汗作用、去痰作用、通経作用、引赤作用、健胃作用
伝統的なハーブ植物療法では、風邪、頭痛、口内炎、筋肉痛、咳などのサポートに活用される。

オレンジピールスウィート /学名 Citrus aurantium /科名 ミカン科 /別名 チンピ /使用可部 果皮部
和名「陳皮」。 七味唐辛子に欠かせないが、ティーにすると香り豊かな風味。 ビタミンCが豊富。
精神高揚など中枢神経系機能亢進作用、消化促進、利尿作用、解毒作用、強壮作用、鎮静作用、血行改善作用
伝統的なハーブ植物療法では、咳、膨満感、体内ガスによる腹痛消化不良、便秘、動悸、不眠などのサポートに活用される。

カモマイル・ジャーマン /学名 Matricaria chamomilla /科名 キク科 /別名 カミツレ カモミール マンサニーア /使用可部 花部
紀元前2000年の古代バビロニアでも使用。 欧州では伝統的なハーブ療法として用いられる。
別名「大地の林檎」。 初夏に咲く花は林檎のような甘酸っぱい香り。
鎮静作用、鎮痛作用、鎮痙作用、消炎作用、保温作用、駆風作用、癒傷作用
伝統的なハーブ植物療法では、ストレスによる胃炎や胃潰瘍、不眠、風邪、寒気、皮膚炎などのサポートに活用される。

カルダモン /学名 Elattaria cardamomum /科名 ショウガ科 /別名 ショウズク /使用可部 種子
スリランカ・インド南部が原産地。 インドのミルクティー「マサラチャイ」の香り付けには欠かせないスパイスハーブ。
駆風作用、唾液分泌促進作用、芳香作用、食欲増進作用
伝統的なハーブ植物療法では、食欲不振、鼓腸、消化不良などのサポートに活用される。

ギムネマシルベスタ /学名 Gymnema sylvestre /科名 ガガイモ科 /別名 グルマール /使用可部 葉部
インドでは古来より「アーユルヴェーダ」において民間療法薬として使用されている。
「ギムネマ」はヒンズー語で「砂糖を壊すもの」という意味。 その葉をかむと砂糖の甘味を感じなくなる。
血糖値上昇抑制作用、糖分吸収抑制作用、利尿作用、健胃作用、強壮作用、甘味抑制作用
伝統的なハーブ植物療法では、糖尿病、虫歯、肥満、ダイエット、すい臓機能不調などのサポートに活用される。

クミンシード /学名 Cuminum cyminum / /科名 セリ科 /別名 カミン マキン バキン /使用可部 種子
原産地はエジプト・インドなど。 オランダ・スイスではチーズの調味料に。 チーズ、カレー粉、ピクルスの香料。
駆風作用、鎮静作用、覚醒作用、健胃作用、芳香作用
伝統的なハーブ植物療法では、豊胸、下痢、整腸、口臭、手根管症候群、胆機能などのサポートに活用される。

クローブ /学名 Eugenia syzygium / /科名 フトモモ科 /別名 チョウジ /使用可部 蕾部
和名は「丁子」。 インド洋周辺全域で自生。 オレンジピールとブレンドすると飲み易い。
消毒作用、鎮痛作用、抗菌作用、殺菌作用、刺激作用、駆風作用、芳香作用
伝統的なハーブ植物療法では、虫歯、歯痛、歯肉炎、吐き気、食欲不振、食あたり、鼓腸などのサポートに活用される。

コリアンダー /学名 Coriandrum sativum / /科名 セリ科 /別名 コエンドロ カメムシソウ チャイニーズパセリ 香菜 /使用可部 種子
古代エジプトでも利用され、葉は独特の香り。 夏に白・ピンクの花を咲かせる。
健胃作用、駆風作用、芳香作用
伝統的なハーブ植物療法では、体臭、口臭、腸内ガス、下痢、腹痛などのサポートに活用される。

シナモン /学名 Cinnamomum verum /科名 クスノキ科 /別名 セイロンニッケイ /使用可部 樹皮
ヨーロッパやアフリカでは、料理やお菓子、飲み物の風味付けに使用される。
消化機能促進作用、駆風作用、抗菌作用、血糖調整作用
伝統的なハーブ植物療法では、吐き気、高血圧、血行不良、消化不良などの感染症などのサポートに活用される。

ジンジャー /学名 Zingiber officinale /科名 ショウガ科 /別名 ショウガ ショウキョウ /使用可部 根部
和名「ショウガ」、漢方名は「ショウキョウ」。 どちらも「生姜」の漢字。
駆風作用、刺激作用、引赤作用、発汗作用
伝統的なハーブ植物療法では、血行不良、発熱、捻挫、消化不良、喉の痛み、関節炎などのサポートに活用される。

スィートフェンネル /学名 Foeniculum vulgare /科名 セリ科 /別名 ウイキョウ /使用可部 種子
伝統的には魚料理に。 葉は甘い香り。 欧州ではカモミール・ジャーマンとブレンドした「ベビーティー」で有名。
胃腸機能・内分泌系の調整、利尿作用、緩下(便通)作用、催乳作用
伝統的なハーブ植物療法では、消化不良、お腹の張り、むくみ、便秘、肥満、母乳気管支炎、鼓腸などのサポートに活用される。

ステビア /学名 Stevia rebaudiana /科名 キク科 /別名 アマハステビア /使用可部 葉部
パラグアイ原産で多年生草木、白い小花を咲かせる。
南米では16世紀頃から甘味料として使用され、今や非砂糖甘味料として活躍。
抗酸化作用、抗菌作用、殺菌作用、美肌、利尿作用、緩下(便通)作用、解毒作用
伝統的なハーブ植物療法では、喘息、花粉症、ウィルス性感染、アトピー性皮膚炎、便秘、ダイエットなどのサポートに活用される。

セージ /学名 Salvia officinalis /科名 シソ科 /別名 レッドセージ 薬用サルビア /使用可部 葉部
学名「サルビア」は「健康」を意味する。 夏に紫・白・赤などの花をさかせる。 やや作用が強いので妊娠中は避ける。
抗菌作用、ホルモン分泌調整、収れん作用、駆風作用、制汗作用
伝統的なハーブ植物療法では、咽頭炎、歯肉炎、口内炎、更年期障害(ほてり、発汗)などのサポートに活用される。

セントジョンズワート /学名 Hypericum perforatum /科名 オトギリソウ科 /別名 西洋オトギリソウ /使用可部 地上部
異名「サンシャイン・サプリメント」。 心の闇に光を与えてくる。 生体リズム調製ホルモン「メラトニン」分泌促進。
精神安定、緩和作用、鎮痛作用、消炎作用
伝統的なハーブ植物療法では、不安、不眠、神経痛、更年期・生理時の抑うつ感、外傷、打撲などのサポートに活用される。

ターメリック /学名 Curcuma longa /科名 ショウガ科 /別名 ウコン /使用可部 根部
別名「香り咲き草」。 夏に先端が淡紅色をした白い花を咲かせる。 カレーの黄色の源。
抗菌作用、駆虫作用、肝機能亢進作用、抗酸化作用、芳香作用
伝統的なハーブ植物療法では、肝臓障害、寄生虫病、頭痛、痛風、無月経、皮膚のかゆみなどのサポートに活用される。

タイム /学名 Thymus vulgaris /科目 シソ科 /別名 タチジャコウソウ /使用可部 葉部
古代ローマでは「地を這い蛇のように生育する」と名付けられ、夏に白・ピンクの四弁花を咲かせる。 強い抗菌作用。
抗菌作用、鎮痙作用、去痰作用、駆風作用
伝統的なハーブ植物療法では、風邪、インフルエンザ(咳)、咽頭炎、食あたり、吐き気、気管支炎などのサポートに活用される。

ダンデリオン /学名 Taraxacum officinale /科名 キク科 /別名 ダンディライオン ピサンリ 西洋タンポポ /使用可部 葉部・根部
和名「セイヨウタンポポ」。 葉はサラダに、乾燥した根はコーヒーの代用に。 カリウムの宝庫。
肝機能亢進、利尿作用、緩下(便通)作用、強壮作用
伝統的なハーブ植物療法では、肝機能低下、アレルギー症状、虚逆体質、便秘、妊産婦の滋養強壮、催乳などのサポートに活用される。

チコリルート /学名 Cichorium intybus /科名 キク科 /別名 キクニガナ /使用可部 根部
夏に藤・白などの花を咲かせ、葉は青色染料を産する。 根は無カフェインコーヒーとして。
利尿作用、緩下作用、強壮作用
伝統的なハーブ植物療法では、肝臓障害、無月経、便秘、胸やけなどのサポートに活用される。

ネトル /学名 Urtica dioica /科名 イラクサ科 /別名 スティンギングネットル 西洋イラクサ /使用可部 葉部
和名「セイヨウイラクサ」。 「ミネラルの宝庫」とも呼ばれる。 茎葉に刺毛がある。
抗アレルギー作用、浄血作用、増血作用、尿酸排泄作用、強壮作用
伝統的なハーブ植物療法では、体質改善、花粉症、皮膚炎などのアレルギー症状、貧血、関節炎、糖尿病予防などのサポートに活用される。

ハイビスカス /学名 Hibiscus sabdariffa /科名 アオイ科 /別名 ローゼル カルカーデ /使用可部 花部
南国の赤い花。 「天然の栄養ドリンク」とも呼ばれ、スポーツ選手も栄養補給として活用している。
強壮作用、代謝促進作用、利尿作用、緩下(便通)作用
伝統的なハーブ植物療法では、肉体疲労、水分滞留、便秘、消化機能低下、眼精疲労などのサポートに活用される。

パッションフラワー /学名 Passiflora incarnata /科目 トケイソウ科 /別名 チャボトケイソウ /使用可部 花部・蔓部
欧米では習慣性のない穏やかな精神安定剤として使用される。 レモンバーベナ、リンデンとブレンドがお勧め。
精神安定、緩和作用、鎮静作用、鎮痙作用、催眠作用
伝統的なハーブ植物療法では、精神不安、神経緊張、不眠、過敏性腸症候群、喘息などのサポートに活用される。

バレリアン /学名 Valeriana officinalis /科目 オミナエシ科 /別名 西洋カノコソウ ヨウシュカノコソウ /使用可部 根部
「バレリアン」はラテン語で「健康」という意味。 リラックスハーブとして有名。 ミミズを育てる効果があり、有機農法には欠かせない。
鎮静作用、鎮痙作用、催眠作用、血圧降下作用
伝統的なハーブ植物療法では、過度の緊張、不安、興奮、不眠、腹痛、偏頭痛などのサポートに活用される。

ヒース /学名 Erica vulgaris /科名 ツツジ科 /別名 へザー エリカ /使用可部 花部
南アフリカ原産。 桃赤色のつぼ型の花が春を飾る。 ホワイトニングなどの美容基材に用いられる。
抗菌作用、収れん作用、抗酸化作用
伝統的なハーブ植物療法では、シミ、色素沈着、膀胱炎、尿路炎などのサポートに活用される。

ビルベリー /学名 Vaccinium myrtillus /科目 ツツジ科 /別名 ホワートルベリー /使用可部 果実
北ヨーロッパに自生している野生種ローブッシュブルーベリーの1種。 抗酸化フラボノイド食品として。
日本で生食されているブルーベリー、ラビットアイブルーベリーやハイブッシュブルーベリーなどに比べアントシアニン色素が豊富。
アイケア、暗視野視力改善、視抹消血管弾力性保持、網膜活性化、視力回復、抗酸化作用、老化防止、抗炎作用
伝統的なハーブ植物療法では、眼精疲労、白内障、夜盲症、老化、潰瘍などのサポートに活用される。

フェニュグリーク /学名 Trigonella foenum-graecum /科目 マメ科 /別名 フェヌグリーク コロハ /使用可部 種子
夏に蝶型の黄色い花を咲かせる。 種はカレーのような香りと甘辛い味がする。
去痰作用、刺激緩和作用、催乳作用、強壮作用
伝統的なハーブ植物療法では、創傷、ただれ、おでき、腫れもの、気管支炎、喉の痛み、便秘、ダイエットなどのサポートに活用される。

ペパーミント /学名 Mentha piperita /科名 シソ科 /別名 西洋ハッカ /使用可部 地上部
和名「セイヨウハッカ」。 藤・白の花を咲かせる。 他のハーブよりも比較的新しく活用された。
胃腸機能調整、中枢神経系の機能亢進、殺菌作用、制吐作用
伝統的なハーブ植物療法では、消化不良、偏頭痛、眠気、心身疲労、胸やけ、吐き気、風邪などのサポートに活用される。

ホーソンベリー /学名 Crataegua oxycantha /科目 バラ科 /別名 西洋サンザシ /使用可部 果実
古くから心臓を守るハーブとして知られる。 中高年の強くて優しい味方。
心臓環状動脈・循環器系機能調整、血行改善、強壮作用
伝統的なハーブ植物療法では、動悸、息切れ、心不全、狭心症、動脈硬化、循環器系不調などのサポートに活用される。

マテ /学名 Ilex paraguayensis /科名 モチノキ科 /別名 ブラックドリンクプラント /使用可部 葉部
西洋のコーヒー、東洋の茶に並ぶ世界三大茶の一つ。 カルシウムや鉄分、ビタミンB郡が豊富で「飲むサラダ」と呼ばれる。
強壮作用、利尿作用、緩下作用
伝統的なハーブ植物療法では、知的活力増加、解毒減量プログラムなどのサポートに活用される。

マリーゴールド /学名 Calendula officinalis /科目 キク科 /別名 ポットマリーゴールド キンセンカ カレンデュラ /使用可部 花部
欧州で古くから止血・癒傷のハーブとして親しまれる。 外用・内服共にカモミール・ジャーマンとのブレンドがより効果的。
皮膚・粘膜の保護、消炎作用
伝統的なハーブ植物療法では、創傷、打撲、捻挫、皮膚炎症、軽症の火傷、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、月経痛、ニキビなどのサポートに活用される。

ミルクシスルシード /学名 Silybum marianum /科目 キク科 /別名 マリアアザミ オオアザミ /使用可部 種子
乳の出をよくするハーブとして知られる。 また、強肝作用のある有効成分「シリマリン」が含まれることでも有名。
同じ作用を持つ「アーティチョーク」は苦いが、ミルクシスルは比較的甘い。
催乳作用、刺激緩和作用、肝臓・胆のう修復及び機能亢進作用、胆汁排出促進作用、強壮作用
伝統的なハーブ植物療法では、母乳不足、免疫力低下、肝胆障害などのサポートに活用される。

ラズベリーリーフ /学名 Rubus idaeus /科目 バラ科 /別名 フランボワーズ 西洋キイチゴ /使用可部 葉部
春に五弁の花を下向きに咲かせる。 妊産婦の出産準備ハーブとして。 母乳栄養価を高める。
小児に対して水分補給を兼ねた下痢止めとして用いられる。
子宮筋や骨盤筋肉の調整、収れん作用、清涼作用
伝統的なハーブ植物療法では、月経前症候群、月経痛、貧血、下痢、口内潰瘍、炎症などのサポートに活用される。

ラベンダー /学名 Lanandula officinalis /科目 シソ科 /別名 ラベンドラ /使用可部 花部
古代ローマでは風呂に入れ楽しみ、「洗う」という意味がある。 淡紫の花と香りが印象的。
鎮静作用、鎮痙作用、引赤作用、駆風作用、抗うつ作用
伝統的なハーブ植物療法では、心身緊張、不眠、神経性偏頭痛、ストレス性高血圧、抑鬱、疲労などのサポートに活用される。

リコリス /学名 Glycyrrhiza glabra /科名 マメ科 /別名 スペインカ甘草 グリキルリザ グラブラ /使用可部 根部
別名「スペインカンゾウ」。 初夏に黄橙の美しい花を咲かせる。 根は夏から秋にかけて採る。
刺激緩和作用、副腎活性作用、鎮痙作用、去痰作用、消炎作用
伝統的なハーブ植物療法では、カタル、気管支炎、咳、胃炎、潰瘍、副腎疾患などのサポートに活用される。

リンデン /学名 Tilia europaea /科名 シナノキ科 /別名 ティリア ライムフラワー 西洋シナノキ /使用可部 花部・葉部
和名「セイヨウ菩提樹」。 欧州ではこの高木の木陰で憩う。 幼児が落ち着かない、寝つきが悪いときにお勧め。
緩和作用、鎮静作用、利尿作用
伝統的なハーブ植物療法では、神経緊張、心身疲労、不眠、むくみ、水分滞留、神経性偏頭痛などのサポートに活用される。

レッドクローバー /学名 Trifolium pratense /科目 マメ科 /別名 ムラサキツメクサ アカツメクサ /使用可部 花穂
抗癌化合物「ゲニステイン」が含まれている。
駆虫作用、子宮筋調整作用、禁煙作用、去痰作用、鎮痙作用
伝統的なハーブ植物療法では、更年期障害、月経痛、禁煙、気管支炎、咳、小児性湿疹などのサポートに活用される。

レモングラス /学名 Cymbopogon citratus /科名 イネ科 /別名 シトロネラ /使用可部 葉部
初夏から夏に淡黄色の花を咲かせる。 香水原料にもなる「レモン」の香り。 ヨーロッパでは消化を助ける為、食前・食後に。
消化器系機能調整作用、中枢神経系機能調整作用
伝統的なハーブ植物療法では、心身疲労、食欲不振、消化不良、真菌感染などのサポートに活用される。

レモンバーベナ /学名 Lippia citriodora /科目 クマツヅラ科 /別名 ベルベーヌ コウスイボク /使用可部 葉部
和名「香水木」。 夏から秋に淡ピンクの小花を咲かせる。 レモンの香り。
消化促進作用、鎮静作用、鎮咳作用
伝統的なハーブ植物療法では、神経緊張、過敏、不眠、抑うつ、胃腸不良、消化不良などのサポートに活用される。

レモンバーム /学名 Melissa officinalis /科名 シソ科 /別名 メリッサ セイヨウヤマハッカ /使用可部 地上部
別名「メリッサ」は「蜂蜜の葉」という意味。 夏に白い花を咲かせる。 淡いレモンの香り。
抗菌作用、鎮静作用、駆風作用、制吐作用、発汗作用、催眠作用
伝統的なハーブ植物療法では、消化器官痙攣、鼓腸、ストレス性緊張、発熱、憂うつなどのサポートに活用される。

ローズ /学名 Rosa / バラ科 /別名 バラ /科名使用可部 花部
紀元前より愛された「花の女王」。 今や1万数千種の品種がある。 紅茶にブレンド可。
鎮静作用、緩和作用、収れん作用 (肌の引き締め)
伝統的なハーブ植物療法では、神経過敏、メランコリー、精神不安、抑うつ症状などのサポートに活用される。

ローズヒップ /学名 Rosa canina /科名 バラ科 /別名 ドッグローズ イヌバラ /使用可部 偽果
「ビタミンCの爆弾」とも呼ばれるほどビタミンCが豊富。 他のハーブとブレンドすることでより効果的に。
利尿作用、緩下(便通)作用、ビタミンC補給、強壮作用
伝統的なハーブ植物療法では、疲労、便秘、ストレスなどによる免疫力低下などのサポートに活用される。

ローズマリー /学名 Rosmarinus officinalis /科名 シソ科 /別名 マンネンロウ /使用可部 葉部・小枝
「海の雫」の名があるように海辺に生育する習性があり、小花は淡い水色で雫のように見える。
中枢神経系機能亢進、抗酸化作用、肝機能亢進、抗うつ作用、アンチエイジング作用
伝統的なハーブ植物療法では、記憶力・集中力低下、老化、神経痛、消化不良、抑うつなどのサポートに活用される。

※作用等はハーブ史上・臨床経験上サポーティブと考えられいますが、全ての方に有効ではありません。
専門のハーバリスト、フィトセラピスト等にご相談ください。

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