メディカル・ハーブ辞典
伝統的なハーブ植物療法で用いられるハーブのご紹介です。
アニスシード /学名 Pimpinella anisum /科名 セリ科 /別名 コモンアニス ウイキン /使用可部 種子
古代エジプトでも使用された伝統あるハーブの一つ。 現在でもパン、菓子、アルコール飲料に使われる。
駆風作用、駆虫作用、去痰作用、鎮痙作用、芳香作用、食欲増進作用
伝統的なハーブ植物療法では、腹痛、鼓腸、気管支炎、咳などのサポートに活用される。
アンゼリカ /学名 Angelica archangelica /科名 セリ科 /別名 アンジェリカ ヨーロッパ当帰 ヨロイグサ ビャクシ /使用可部 根部
北欧の湿原などに自生。 初夏に黄緑の小花を咲かせる。 「女性のための朝鮮人参」という異名がある。
内分泌系の調整作用、強壮作用、鎮痙作用、利尿作用、発汗作用、去痰作用
伝統的なハーブ植物療法では、更年期、月経前症候群、冷え、のぼせ、貧血などのサポートに活用される。
エキナセア /学名 Echinacea angustifolia /科名 キク科 /別名 パープルコーンフラワー /使用可部 葉部・根部
ネイティブアメリカンが古くから感染症治療に使用。 夏に紅紫の花を咲かせる。
インターフェロン産出の活発化、免疫力強化、体質改善、抗ウイルス作用
伝統的なハーブ植物療法では、ニキビ、インフルエンザ、膀胱炎、ウィルスなどの感染症などのサポートに活用される。
エルダーフラワー /学名 Sambucus nigra /科名 スイカズラ科 /別名 西洋ニワトコ 接骨木 /使用可部 花部
「田舎の薬棚」と欧州で親しまれ、初夏に白小花を無数に咲かせる。 「インフルエンザの特効薬」と呼ばれる。
抗アレルギー作用、発汗作用、保温作用、緩和作用、抗カタル作用
伝統的なハーブ植物療法では、風邪、インフルエンザ初期症状、冷え症、花粉症、副鼻腔炎などのサポートに活用される。
オレガノ /学名 Origanum vulgare /科名 スイカズラ科 /別名 ワイルドマジョラム ハナハッカ /使用可部 地上部
地中海沿岸地方原産。 夏にピンクや紫・白の小花を咲かせる。 パスタなどのルーの隠し味にも。
殺菌作用、刺激作用、発汗作用、去痰作用、通経作用、引赤作用、健胃作用
伝統的なハーブ植物療法では、風邪、頭痛、口内炎、筋肉痛、咳などのサポートに活用される。
オレンジピールスウィート /学名 Citrus aurantium /科名 ミカン科 /別名 チンピ /使用可部 果皮部
和名「陳皮」。 七味唐辛子に欠かせないが、ティーにすると香り豊かな風味。 ビタミンCが豊富。
精神高揚など中枢神経系機能亢進作用、消化促進、利尿作用、解毒作用、強壮作用、鎮静作用、血行改善作用
伝統的なハーブ植物療法では、咳、膨満感、体内ガスによる腹痛消化不良、便秘、動悸、不眠などのサポートに活用される。
カモマイル・ジャーマン /学名 Matricaria chamomilla /科名 キク科 /別名 カミツレ カモミール マンサニーア /使用可部 花部
紀元前2000年の古代バビロニアでも使用。 欧州では伝統的なハーブ療法として用いられる。
別名「大地の林檎」。 初夏に咲く花は林檎のような甘酸っぱい香り。
鎮静作用、鎮痛作用、鎮痙作用、消炎作用、保温作用、駆風作用、癒傷作用
伝統的なハーブ植物療法では、ストレスによる胃炎や胃潰瘍、不眠、風邪、寒気、皮膚炎などのサポートに活用される。
カルダモン /学名 Elattaria cardamomum /科名 ショウガ科 /別名 ショウズク /使用可部 種子
スリランカ・インド南部が原産地。 インドのミルクティー「マサラチャイ」の香り付けには欠かせないスパイスハーブ。
駆風作用、唾液分泌促進作用、芳香作用、食欲増進作用
伝統的なハーブ植物療法では、食欲不振、鼓腸、消化不良などのサポートに活用される。
ギムネマシルベスタ /学名 Gymnema sylvestre /科名 ガガイモ科 /別名 グルマール /使用可部 葉部
インドでは古来より「アーユルヴェーダ」において民間療法薬として使用されている。
「ギムネマ」はヒンズー語で「砂糖を壊すもの」という意味。 その葉をかむと砂糖の甘味を感じなくなる。
血糖値上昇抑制作用、糖分吸収抑制作用、利尿作用、健胃作用、強壮作用、甘味抑制作用
伝統的なハーブ植物療法では、糖尿病、虫歯、肥満、ダイエット、すい臓機能不調などのサポートに活用される。
クミンシード /学名 Cuminum cyminum / /科名 セリ科 /別名 カミン マキン バキン /使用可部 種子
原産地はエジプト・インドなど。 オランダ・スイスではチーズの調味料に。 チーズ、カレー粉、ピクルスの香料。
駆風作用、鎮静作用、覚醒作用、健胃作用、芳香作用
伝統的なハーブ植物療法では、豊胸、下痢、整腸、口臭、手根管症候群、胆機能などのサポートに活用される。
クローブ /学名 Eugenia syzygium / /科名 フトモモ科 /別名 チョウジ /使用可部 蕾部
和名は「丁子」。 インド洋周辺全域で自生。 オレンジピールとブレンドすると飲み易い。
消毒作用、鎮痛作用、抗菌作用、殺菌作用、刺激作用、駆風作用、芳香作用
伝統的なハーブ植物療法では、虫歯、歯痛、歯肉炎、吐き気、食欲不振、食あたり、鼓腸などのサポートに活用される。
コリアンダー /学名 Coriandrum sativum / /科名 セリ科 /別名 コエンドロ カメムシソウ チャイニーズパセリ 香菜 /使用可部 種子
古代エジプトでも利用され、葉は独特の香り。 夏に白・ピンクの花を咲かせる。
健胃作用、駆風作用、芳香作用
伝統的なハーブ植物療法では、体臭、口臭、腸内ガス、下痢、腹痛などのサポートに活用される。
シナモン /学名 Cinnamomum verum /科名 クスノキ科 /別名 セイロンニッケイ /使用可部 樹皮
ヨーロッパやアフリカでは、料理やお菓子、飲み物の風味付けに使用される。
消化機能促進作用、駆風作用、抗菌作用、血糖調整作用
伝統的なハーブ植物療法では、吐き気、高血圧、血行不良、消化不良などの感染症などのサポートに活用される。
ジンジャー /学名 Zingiber officinale /科名 ショウガ科 /別名 ショウガ ショウキョウ /使用可部 根部
和名「ショウガ」、漢方名は「ショウキョウ」。 どちらも「生姜」の漢字。
駆風作用、刺激作用、引赤作用、発汗作用
伝統的なハーブ植物療法では、血行不良、発熱、捻挫、消化不良、喉の痛み、関節炎などのサポートに活用される。
スィートフェンネル /学名 Foeniculum vulgare /科名 セリ科 /別名 ウイキョウ /使用可部 種子
伝統的には魚料理に。 葉は甘い香り。 欧州ではカモミール・ジャーマンとブレンドした「ベビーティー」で有名。
胃腸機能・内分泌系の調整、利尿作用、緩下(便通)作用、催乳作用
伝統的なハーブ植物療法では、消化不良、お腹の張り、むくみ、便秘、肥満、母乳気管支炎、鼓腸などのサポートに活用される。
ステビア /学名 Stevia rebaudiana /科名 キク科 /別名 アマハステビア /使用可部 葉部
パラグアイ原産で多年生草木、白い小花を咲かせる。
南米では16世紀頃から甘味料として使用され、今や非砂糖甘味料として活躍。
抗酸化作用、抗菌作用、殺菌作用、美肌、利尿作用、緩下(便通)作用、解毒作用
伝統的なハーブ植物療法では、喘息、花粉症、ウィルス性感染、アトピー性皮膚炎、便秘、ダイエットなどのサポートに活用される。
セージ /学名 Salvia officinalis /科名 シソ科 /別名 レッドセージ 薬用サルビア /使用可部 葉部
学名「サルビア」は「健康」を意味する。 夏に紫・白・赤などの花をさかせる。 やや作用が強いので妊娠中は避ける。
抗菌作用、ホルモン分泌調整、収れん作用、駆風作用、制汗作用
伝統的なハーブ植物療法では、咽頭炎、歯肉炎、口内炎、更年期障害(ほてり、発汗)などのサポートに活用される。
セントジョンズワート /学名 Hypericum perforatum /科名 オトギリソウ科 /別名 西洋オトギリソウ /使用可部 地上部
異名「サンシャイン・サプリメント」。 心の闇に光を与えてくる。 生体リズム調製ホルモン「メラトニン」分泌促進。
精神安定、緩和作用、鎮痛作用、消炎作用
伝統的なハーブ植物療法では、不安、不眠、神経痛、更年期・生理時の抑うつ感、外傷、打撲などのサポートに活用される。
ターメリック /学名 Curcuma longa /科名 ショウガ科 /別名 ウコン /使用可部 根部
別名「香り咲き草」。 夏に先端が淡紅色をした白い花を咲かせる。 カレーの黄色の源。
抗菌作用、駆虫作用、肝機能亢進作用、抗酸化作用、芳香作用
伝統的なハーブ植物療法では、肝臓障害、寄生虫病、頭痛、痛風、無月経、皮膚のかゆみなどのサポートに活用される。
タイム /学名 Thymus vulgaris /科目 シソ科 /別名 タチジャコウソウ /使用可部 葉部
古代ローマでは「地を這い蛇のように生育する」と名付けられ、夏に白・ピンクの四弁花を咲かせる。 強い抗菌作用。
抗菌作用、鎮痙作用、去痰作用、駆風作用
伝統的なハーブ植物療法では、風邪、インフルエンザ(咳)、咽頭炎、食あたり、吐き気、気管支炎などのサポートに活用される。
ダンデリオン /学名 Taraxacum officinale /科名 キク科 /別名 ダンディライオン ピサンリ 西洋タンポポ /使用可部 葉部・根部
和名「セイヨウタンポポ」。 葉はサラダに、乾燥した根はコーヒーの代用に。 カリウムの宝庫。
肝機能亢進、利尿作用、緩下(便通)作用、強壮作用
伝統的なハーブ植物療法では、肝機能低下、アレルギー症状、虚逆体質、便秘、妊産婦の滋養強壮、催乳などのサポートに活用される。
チコリルート /学名 Cichorium intybus /科名 キク科 /別名 キクニガナ /使用可部 根部
夏に藤・白などの花を咲かせ、葉は青色染料を産する。 根は無カフェインコーヒーとして。
利尿作用、緩下作用、強壮作用
伝統的なハーブ植物療法では、肝臓障害、無月経、便秘、胸やけなどのサポートに活用される。
ネトル /学名 Urtica dioica /科名 イラクサ科 /別名 スティンギングネットル 西洋イラクサ /使用可部 葉部
和名「セイヨウイラクサ」。 「ミネラルの宝庫」とも呼ばれる。 茎葉に刺毛がある。
抗アレルギー作用、浄血作用、増血作用、尿酸排泄作用、強壮作用
伝統的なハーブ植物療法では、体質改善、花粉症、皮膚炎などのアレルギー症状、貧血、関節炎、糖尿病予防などのサポートに活用される。
ハイビスカス /学名 Hibiscus sabdariffa /科名 アオイ科 /別名 ローゼル カルカーデ /使用可部 花部
南国の赤い花。 「天然の栄養ドリンク」とも呼ばれ、スポーツ選手も栄養補給として活用している。
強壮作用、代謝促進作用、利尿作用、緩下(便通)作用
伝統的なハーブ植物療法では、肉体疲労、水分滞留、便秘、消化機能低下、眼精疲労などのサポートに活用される。
パッションフラワー /学名 Passiflora incarnata /科目 トケイソウ科 /別名 チャボトケイソウ /使用可部 花部・蔓部
欧米では習慣性のない穏やかな精神安定剤として使用される。 レモンバーベナ、リンデンとブレンドがお勧め。
精神安定、緩和作用、鎮静作用、鎮痙作用、催眠作用
伝統的なハーブ植物療法では、精神不安、神経緊張、不眠、過敏性腸症候群、喘息などのサポートに活用される。
バレリアン /学名 Valeriana officinalis /科目 オミナエシ科 /別名 西洋カノコソウ ヨウシュカノコソウ /使用可部 根部
「バレリアン」はラテン語で「健康」という意味。 リラックスハーブとして有名。 ミミズを育てる効果があり、有機農法には欠かせない。
鎮静作用、鎮痙作用、催眠作用、血圧降下作用
伝統的なハーブ植物療法では、過度の緊張、不安、興奮、不眠、腹痛、偏頭痛などのサポートに活用される。
ヒース /学名 Erica vulgaris /科名 ツツジ科 /別名 へザー エリカ /使用可部 花部
南アフリカ原産。 桃赤色のつぼ型の花が春を飾る。 ホワイトニングなどの美容基材に用いられる。
抗菌作用、収れん作用、抗酸化作用
伝統的なハーブ植物療法では、シミ、色素沈着、膀胱炎、尿路炎などのサポートに活用される。
ビルベリー /学名 Vaccinium myrtillus /科目 ツツジ科 /別名 ホワートルベリー /使用可部 果実
北ヨーロッパに自生している野生種ローブッシュブルーベリーの1種。 抗酸化フラボノイド食品として。
日本で生食されているブルーベリー、ラビットアイブルーベリーやハイブッシュブルーベリーなどに比べアントシアニン色素が豊富。
アイケア、暗視野視力改善、視抹消血管弾力性保持、網膜活性化、視力回復、抗酸化作用、老化防止、抗炎作用
伝統的なハーブ植物療法では、眼精疲労、白内障、夜盲症、老化、潰瘍などのサポートに活用される。
フェニュグリーク /学名 Trigonella foenum-graecum /科目 マメ科 /別名 フェヌグリーク コロハ /使用可部 種子
夏に蝶型の黄色い花を咲かせる。 種はカレーのような香りと甘辛い味がする。
去痰作用、刺激緩和作用、催乳作用、強壮作用
伝統的なハーブ植物療法では、創傷、ただれ、おでき、腫れもの、気管支炎、喉の痛み、便秘、ダイエットなどのサポートに活用される。
ペパーミント /学名 Mentha piperita /科名 シソ科 /別名 西洋ハッカ /使用可部 地上部
和名「セイヨウハッカ」。 藤・白の花を咲かせる。 他のハーブよりも比較的新しく活用された。
胃腸機能調整、中枢神経系の機能亢進、殺菌作用、制吐作用
伝統的なハーブ植物療法では、消化不良、偏頭痛、眠気、心身疲労、胸やけ、吐き気、風邪などのサポートに活用される。
ホーソンベリー /学名 Crataegua oxycantha /科目 バラ科 /別名 西洋サンザシ /使用可部 果実
古くから心臓を守るハーブとして知られる。 中高年の強くて優しい味方。
心臓環状動脈・循環器系機能調整、血行改善、強壮作用
伝統的なハーブ植物療法では、動悸、息切れ、心不全、狭心症、動脈硬化、循環器系不調などのサポートに活用される。
マテ /学名 Ilex paraguayensis /科名 モチノキ科 /別名 ブラックドリンクプラント /使用可部 葉部
西洋のコーヒー、東洋の茶に並ぶ世界三大茶の一つ。 カルシウムや鉄分、ビタミンB郡が豊富で「飲むサラダ」と呼ばれる。
強壮作用、利尿作用、緩下作用
伝統的なハーブ植物療法では、知的活力増加、解毒減量プログラムなどのサポートに活用される。
マリーゴールド /学名 Calendula officinalis /科目 キク科 /別名 ポットマリーゴールド キンセンカ カレンデュラ /使用可部 花部
欧州で古くから止血・癒傷のハーブとして親しまれる。 外用・内服共にカモミール・ジャーマンとのブレンドがより効果的。
皮膚・粘膜の保護、消炎作用
伝統的なハーブ植物療法では、創傷、打撲、捻挫、皮膚炎症、軽症の火傷、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、月経痛、ニキビなどのサポートに活用される。
ミルクシスルシード /学名 Silybum marianum /科目 キク科 /別名 マリアアザミ オオアザミ /使用可部 種子
乳の出をよくするハーブとして知られる。 また、強肝作用のある有効成分「シリマリン」が含まれることでも有名。
同じ作用を持つ「アーティチョーク」は苦いが、ミルクシスルは比較的甘い。
催乳作用、刺激緩和作用、肝臓・胆のう修復及び機能亢進作用、胆汁排出促進作用、強壮作用
伝統的なハーブ植物療法では、母乳不足、免疫力低下、肝胆障害などのサポートに活用される。
ラズベリーリーフ /学名 Rubus idaeus /科目 バラ科 /別名 フランボワーズ 西洋キイチゴ /使用可部 葉部
春に五弁の花を下向きに咲かせる。 妊産婦の出産準備ハーブとして。 母乳栄養価を高める。
小児に対して水分補給を兼ねた下痢止めとして用いられる。
子宮筋や骨盤筋肉の調整、収れん作用、清涼作用
伝統的なハーブ植物療法では、月経前症候群、月経痛、貧血、下痢、口内潰瘍、炎症などのサポートに活用される。
ラベンダー /学名 Lanandula officinalis /科目 シソ科 /別名 ラベンドラ /使用可部 花部
古代ローマでは風呂に入れ楽しみ、「洗う」という意味がある。 淡紫の花と香りが印象的。
鎮静作用、鎮痙作用、引赤作用、駆風作用、抗うつ作用
伝統的なハーブ植物療法では、心身緊張、不眠、神経性偏頭痛、ストレス性高血圧、抑鬱、疲労などのサポートに活用される。
リコリス /学名 Glycyrrhiza glabra /科名 マメ科 /別名 スペインカ甘草 グリキルリザ グラブラ /使用可部 根部
別名「スペインカンゾウ」。 初夏に黄橙の美しい花を咲かせる。 根は夏から秋にかけて採る。
刺激緩和作用、副腎活性作用、鎮痙作用、去痰作用、消炎作用
伝統的なハーブ植物療法では、カタル、気管支炎、咳、胃炎、潰瘍、副腎疾患などのサポートに活用される。
リンデン /学名 Tilia europaea /科名 シナノキ科 /別名 ティリア ライムフラワー 西洋シナノキ /使用可部 花部・葉部
和名「セイヨウ菩提樹」。 欧州ではこの高木の木陰で憩う。 幼児が落ち着かない、寝つきが悪いときにお勧め。
緩和作用、鎮静作用、利尿作用
伝統的なハーブ植物療法では、神経緊張、心身疲労、不眠、むくみ、水分滞留、神経性偏頭痛などのサポートに活用される。
レッドクローバー /学名 Trifolium pratense /科目 マメ科 /別名 ムラサキツメクサ アカツメクサ /使用可部 花穂
抗癌化合物「ゲニステイン」が含まれている。
駆虫作用、子宮筋調整作用、禁煙作用、去痰作用、鎮痙作用
伝統的なハーブ植物療法では、更年期障害、月経痛、禁煙、気管支炎、咳、小児性湿疹などのサポートに活用される。
レモングラス /学名 Cymbopogon citratus /科名 イネ科 /別名 シトロネラ /使用可部 葉部
初夏から夏に淡黄色の花を咲かせる。 香水原料にもなる「レモン」の香り。 ヨーロッパでは消化を助ける為、食前・食後に。
消化器系機能調整作用、中枢神経系機能調整作用
伝統的なハーブ植物療法では、心身疲労、食欲不振、消化不良、真菌感染などのサポートに活用される。
レモンバーベナ /学名 Lippia citriodora /科目 クマツヅラ科 /別名 ベルベーヌ コウスイボク /使用可部 葉部
和名「香水木」。 夏から秋に淡ピンクの小花を咲かせる。 レモンの香り。
消化促進作用、鎮静作用、鎮咳作用
伝統的なハーブ植物療法では、神経緊張、過敏、不眠、抑うつ、胃腸不良、消化不良などのサポートに活用される。
レモンバーム /学名 Melissa officinalis /科名 シソ科 /別名 メリッサ セイヨウヤマハッカ /使用可部 地上部
別名「メリッサ」は「蜂蜜の葉」という意味。 夏に白い花を咲かせる。 淡いレモンの香り。
抗菌作用、鎮静作用、駆風作用、制吐作用、発汗作用、催眠作用
伝統的なハーブ植物療法では、消化器官痙攣、鼓腸、ストレス性緊張、発熱、憂うつなどのサポートに活用される。
ローズ /学名 Rosa / バラ科 /別名 バラ /科名使用可部 花部
紀元前より愛された「花の女王」。 今や1万数千種の品種がある。 紅茶にブレンド可。
鎮静作用、緩和作用、収れん作用 (肌の引き締め)
伝統的なハーブ植物療法では、神経過敏、メランコリー、精神不安、抑うつ症状などのサポートに活用される。
ローズヒップ /学名 Rosa canina /科名 バラ科 /別名 ドッグローズ イヌバラ /使用可部 偽果
「ビタミンCの爆弾」とも呼ばれるほどビタミンCが豊富。 他のハーブとブレンドすることでより効果的に。
利尿作用、緩下(便通)作用、ビタミンC補給、強壮作用
伝統的なハーブ植物療法では、疲労、便秘、ストレスなどによる免疫力低下などのサポートに活用される。
ローズマリー /学名 Rosmarinus officinalis /科名 シソ科 /別名 マンネンロウ /使用可部 葉部・小枝
「海の雫」の名があるように海辺に生育する習性があり、小花は淡い水色で雫のように見える。
中枢神経系機能亢進、抗酸化作用、肝機能亢進、抗うつ作用、アンチエイジング作用
伝統的なハーブ植物療法では、記憶力・集中力低下、老化、神経痛、消化不良、抑うつなどのサポートに活用される。
※作用等はハーブ史上・臨床経験上サポーティブと考えられいますが、全ての方に有効ではありません。
専門のハーバリスト、フィトセラピスト等にご相談ください。